津久井堂所山と津久井城山を歩く(その1)

地図

2018年11月10日、津久井湖の南にある津久井堂所山に行ってきました。「堂所山」という名前の山は高尾にもあり、混同しないように頭に「津久井」とつけて呼ばれています。

この津久井堂所山、「山と高原地図 高尾」には名前すら載っていません。なので僕も今年になってその存在を知りました。370mの低山でアクセスもしやすいほうなので、いつか行こうと夏ごろから考えていましたが、ようやく実現しました。

津久井警察署そばから入った道

津久井警察署そばから入った道

まず、アクセスですがJR、京王線の橋本駅から三ヶ木行きのバスで「津久井警察署前」バス停で下車します。下車したらバスの進行方向へ50mぐらい歩くと左に折れる細い路地が出てくるのでその路地を進みます。なお、一つ手前の「日赤病院前」バス停からでも別のとりつきがあるようです。

津久井堂所山方面

津久井堂所山方面

細い路地をひたすら真っ直ぐ行くと、道なりだと右に折れて行きますが、真っ直ぐ山道っぽいところへ入っていきます。ところがここからいきなりクモの巣が多くて大変でした。どうやら道なりに右に折れて進んで行ってもとりつきがありそうな感じでしたが、よくわかりません。

クモの巣に悩まされる場所

クモの巣に悩まされる場所

光が入ってしまって分かりづらいですが、最初にこんな道を進みます。

やっとまともな登山道

やっとまともな登山道

ちょっと行けばこのようにまともな登山道へ出ますが、こういう場所でもクモの巣が道を塞ぐようにあったりするので、棒を振り回しながら前へ進みます。

道標はしっかりしていました

道標はしっかりしていました

尾根っぽいところに出ると早速道標が出てきて、堂所山とは反対方向に「監視所」なる文字が。そんな距離ではなさそうなので行ってみることにしました。

監視所

監視所

これが監視所です、戦時中にB29爆撃機が山梨方面から東京方面に向かうことがあったようで、これをいち早く見つけて地域に知らせて、万が一爆弾を落とされてもすぐに消火活動に入れるように準備していたそうです。そのための監視員がいる場所だったんですね。

なお、監視所の右側奥にも道があって「聖天様方面」「中野神社方面」とありました。

堂所山方面へ

堂所山方面へ

最初に見た道標の場所へ戻り、堂所山方面へ進みます。クモの巣が多いからあまり歩かれていない印象を受けましたが、だからといって道は荒れていなくて手入れがされているような印象もあって、地域の方々がちゃんと管理しているようでした。

要所に道標

要所に道標

このように要所要所にちゃんと道標があって、迷うことはないと思います。堂所山へは写真奥の方へ進んでいきます。

ベンチ

ベンチ

このようにベンチもあります。まあ、道中はここ1か所だけでしたが。

木製の道標

木製の道標

何か所か、木製の道標があったのですが、文字がマジックで書かれていたようで消えかかっていて読めませんでした。新しい道標があって良かった。

山頂は目の前

山頂は目の前

堂所山の山頂が見えてきました。ここまで所要時間40分でしたが、ペースを上げていたので、実際のコースタイムはもうちょい多めに見てもらったほうがいいかと思います。

津久井堂所山

津久井堂所山

津久井堂所山

津久井堂所山

津久井堂所山山頂です。ベンチが3つほどあり、山頂は結構広いです。

津久井堂所山からの眺望

津久井堂所山からの眺望

山頂からは陣馬、奥多摩方面が見渡せます。写真中央奥に観覧車が見えるので、あれは相模湖プレジャーフォレストでしょう。どうやらここ津久井堂所山は周辺を含めて「中野山」という総称があるようで、山頂には中野山のハイキングコースを記した大きな看板もあります。

この後、山の神、天王山を経て一般道へ下り、津久井城山を目指して歩きました。続きは次回書きます。

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